1 秋の夕日に照る山紅葉
濃いも薄いも数ある中に、
松を色どる楓や蔦は、
山のふもとの裾模様。
2 渓の流れに散り浮く紅葉、
波にゆられて離れて寄って、
赤や黄色の色様々に、
水の上にも織る錦。
作曲、岡野貞一 作詞は高野辰之
作詞した高野は国定教科書の編纂に携わったが郷里の長野県に帰郷する度に、信越本線の碓氷峠を通った。車窓から眺めた碓氷峠の風景からこの詩の想を得た。この附近は、燃えるような紅葉が秋の日に照らされて飽きることを知らない景観である。
記:高橋博信
写真提供:坪島晧夫
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